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プロフィール

西 良祐(にし りょうすけ)

大阪府立園芸高等学校教諭、甲子園短期大学教授、常磐会学園大学教授を経て、(社)フラワーソサイエティー名誉会長を勤める。 その他NHKテレビ「趣味の園芸」講師や財団法人川西市緑化協会理事、社団法人日本家庭園芸普及協会技術顧問など。

葉芽・花芽の観察
   

葉芽・花芽の観察


木が休眠期に入り、落葉している時期は、樹形や今年の生育状況をチェックする絶好の機会です。
果樹の場合には、今年の収穫を予想するという楽しい作業でもあります。


カキ カキ
サクランボ サクランボ
ビワ ビワ
ミカン ミカン
モモ モモ

果実の収穫は、開花から始まりますので、花芽の着き具合を調べることで予想することができます。
花芽の特徴は、種類によって異なりますが、共通しているのは葉芽よりふっくらとして大きいので肉眼で容易に見分けることができます。果実は木の子供ですから、芽にも親としての器量があるのでしょう。
芽の位置も、下記の表のように木によって決まっています。

花芽の特長

枝の状態にも共通するものがあり、伸びに長短はあっても、よく充実しているのが特徴です。元気そうであっても秋の遅くまで伸びていたような枝には花芽は期待できません。春から順調に生長して充実し、夏には生長を止めていた枝に花芽は作られているのです。

葉を付けて摘み取る
去年結果した枝は衰弱しているので、この枝には今年は結果を期待できません。収穫する時に写真のように葉を付けて摘み取るのも一つの手入れです。それによって今年結果する枝の空間が広がり生育良好となるので、間引き効果が期待できます。

花芽・葉芽の判定をしておかなければ、大切な剪定を確りと行えません。代表的な家庭果樹でこれらについての観察をしてみましょう。開花の準備は、昨年の夏から花芽分化によって始まっており、花芽の有無・数から、結果を予想することができます。


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