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プロの園芸作業

新芽の観察

イチジクの鉢植え

 

1squareイチジク

イチジクの果実は、
春に伸びだした新梢の基部の2~3節目くらいの所から、
各葉腋に着きます。
したがって、リンゴやカキなどのように
結果枝と徒長枝といった見分けが必要ないので、
安心して樹形を整えることができます。

 


イチジクの果実

写真をご覧ください。
かわいい果実が大きく成り始めています。
これは昨年の秋に着生したものですが、
温かい所で管理したので凍傷を起こさずに越冬して、
この春から再び生長を始めたものです。
きっと7月には収穫できることでしょう。
いわゆる「夏イチジク」と呼ばれるものです。
この他、今春から発芽する枝に着く果実は
夏を過ぎて成熟するので「秋イチジク」と呼ばれます。

 

2squareスモモの苗木

スモモの苗木

秋に植え付けた苗木が元気に発芽しています。
この木は鉢植えでこじんまりと仕立てたいので、
上部の芽を摘み取っておきました。
理屈から考えますと、
短く切り詰めて植えれば良いようですが、
そうすると苗木の貯蔵養分が乏しくなって生育が悪くなります。
多くの場合、
伸び出した芽の3本をバランスよく三方に伸ばして主枝としますが、
わが家の場合はベランダで育てたいので、
主枝は2本として平面的な樹形にしてみることにします。
3本にすると立体的な樹形になり、広い場所が必要になるからです。
3本仕立てのモモ苗1 3本仕立てのモモ苗2

camera1参考写真:3本仕立てのモモ苗。
将来的には主枝とする2本を選びますが、
今は平面的に数芽を残して、残る芽は摘み取っておきます。
スモモの芽摘み1 スモモの芽摘み2
スモモの芽摘み3 スモモの芽摘み4
camera1残したい芽以外は摘み取ります
スモモの芽摘み5

camera1保険として数芽残しました(平面になるような位置で)。

 

 

3square逆枝の処理

スモモの苗木

新梢の生長は、先端部ほど旺盛なものです。
写真はスモモですが、剪定がうまくできていなかったようで、
元気な新梢が素直に外側へ伸びずに、内側に伸び始めています。
放っておくと樹形の内部が混み合って枯れ込んだり、
病害虫の巣になったりしかねませんので、
早めに摘み取っておきます。
盆栽でよく行われる「芽摘み」です。
こうしてやれば木に大きな傷を作ることなく、
養分のロスも少なくて済みます。
逆枝の処理1 逆枝の処理2
逆枝の処理3 逆枝の処理4
逆枝の処理5 逆枝の処理6

camera1内側に向かって伸びている新梢を摘む
逆枝の処理後

camera1内側がすっきりしました

 

4square病気の果実

スモモのふくろみ病

スモモが結実したと思っていたのですが、
よくみると写真のように細長いものが伸び出しています。
どうやら「ふくろみ病」にやられたようです。
もちろん、果実は正常に生育できず落果します。
それだけではなく、
そのままにしておくと被害果の表面に白い子嚢胞子ができて、
四方に飛散して次々と被害が広がります。
早めに摘み取り、焼却し、
被害が広がらないようにしましょう。
新しい枝葉が繁る時季は、
これをエサにしようと病害虫も狙ってきますので、ご注意を。
ふくろみ病の果実を摘み取る1 ふくろみ病の果実を摘み取る2
ふくろみ病の果実を摘み取った後

camera1被害にあった果実を摘み取ります

 

 


『新芽の観察』に適した刃物scissors


どんどんと枝が伸びだす季節になりました。
不要な枝や病気の枝は早めに排除することが大切です。
入り組んだ場所での細かい作業にも適した、
刃の長いハサミをご紹介いたします。

アルスヌーボーロングアーム

アルスヌーボーロングアーム
アルスヌーボー

青果鋏

青果鋏
青果鋏

 

 

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作成者 ars_pro
カテゴリー: その他の果樹, モモ・スモモ, 仕立て方, 新梢の手入れ, 春(3~5月), 観察, 鉢物果樹・盆栽
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