木の枝と麻ひもで作る園芸用支柱ウィグアムとは?簡単な作り方をご紹介(動画あり)
ウィグアムでお気に入りのお庭をもっとおしゃれにしませんか?園芸用支柱、ウィグアムは木の枝と麻ひもだけでお手軽に作れます。園芸のプロ監修のもと簡単なウィグアム作りの手順をご紹介します。

こんにちは、アルスケです! アルスでは、ガーデニング研究家・はたあきひろさんにご指導いただきながら、会社のベランダでオフィス菜園を行っています。こちらの記事では、イギリスではおなじみのウィグアムを作ります♪
※こちらの記事は、2022年公開版を再編集したものです。

**目次**
ウィグアムとは?
欧米のガーデニング好きの庭先では、お馴染みの木の枝で作られた、園芸用支柱・ウィグアム。ウィグアムは、アメリカの部族が伝統住居とした、ドーム型の住居からきています。木の枝で組み合わせた、園芸用の支柱が、その姿に似ていることから、「ウィグアム(wigwam)」と呼ばれています。
日本では、ポリエチレンなどの樹脂でコーティングを施された支柱が一般的ですが、すべて自然素材で作られた、ウィグアムは庭先の光景にもなじみ、とっても雰囲気が出ます♪そして何より、作り方も簡単なのでお試しください。
ウィグアムをつくる手順
ウィグアムを作る手順は下記のとおりです。
〇しなる木の枝を用意する
〇枝の先端を斜めに切断して土に刺さりやすくします
〇円を描くように木の枝4本を差し込みます
〇てっぺんを麻ひもで縛ります
〇木の枝の間を埋めるように残り枝を差し込み、麻ひもで固定します
〇はみ出た枝をカットして調整して完成
ウィグアムをおすすめするポイント
・準備するものは、枝と麻ひもだけ
・作り方もシンプルで簡単
・捨てる時もつるごとまとめて燃えるゴミに

見た目もオシャレで雰囲気のあるお庭に変身しますよ♪
準備するもの
・しなりが良い枝(今回は、1.2~1.5mの枝を使用※)
※今回は、ひとつの支柱につき14本使用しました
・麻ひも
・枝切り用の剪定ばさみ
・麻ひもをきるクラフトチョキ
※エンドウ豆類は長く長く伸びるので、枝も長めの1.5mほどのものを集めます。
ウィグアム作りに初挑戦
ガーデニング研究家・はたあきひろさんに教わりました。
|STEP1

ウィグアムに使用する枝を用意します♪

ウィグアムに使用する枝の先端を土に差し込みやすいように切断面を斜めに切ります。
▼写真のはさみは、剪定鋏ブイエスエイト

|STEP2

今回は、エンドウ三株に対して、木の枝を円を描くように差し込みます。

左図のように4点を決めて、集めた枝の中から太く長い枝を差し込みます。
|STEP3

てっぺんを麻ひもで結んで安定させます。

枝にもしなりがあります。丸みがある方が内側になるように差し込むのがポイントです!

4点が決まればその間にどおなじ要領ですきまを埋めるように差し込んでいきます。麻ひもで枝をしばっていきます。

この麻ひもにもツルが這っていきます。今回は、枝を麻ひもで留めていますが、ブラックベリーなどの柔らかい枝で縛ってもオシャレに仕上がり◎

エンドウは、這うものがあれば、高く高く伸びていきますよ♪
|STEP4

小枝を苗の根元付近に差し込んであげ、きっかけを用意してあげるとそこから上へ上へとつたって伸びていきます。
▼麻ひもを切ったのはこちらのクラフトチョキ

クラフトチョキ 多用途
330HN/名入れOK (納期5営業日)

ウィグアムを感知したエンドウは、ツルをまきつけています♪ 支えを頼りに上へ上へと伸びていく様がとってもかわいく思えます。

はじめてのウィグアム作り、とっても簡単なのにかっこいい仕上りで感動しました。
ウィグワムの作り方を動画で解説!
園芸研究家のはたあきひろさん監修です!▼

4月に入り、花が咲き始めて、みるみるうちに鞘が実ってきました。

ウィグアムはいずこへ…というくらいに鬱蒼としてきました!
家庭菜園にオススメのはさみは?
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