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はたさんちのチョキチョキライフ | アルスコーポレーション株式会社
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プロフィール

畑 明宏(はたあきひろ)

1967年生。兵庫県西宮市出身。ガーデニング研究家。樹木医。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHKテレビ『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
著書「コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科」など。

初心者でも簡単!落ち葉を利用した堆肥の作り方
   

初心者でも簡単!落ち葉を利用した堆肥の作り方


公開日:2018年12月18日 更新日:2020年12月20日

お庭の落ち葉をゴミと思わず、堆肥という宝物に変身させませんか? 堆肥は土の中の微生物の働きを良くするだけではなく、土の保水性、保肥性、排水性が高まるので、植物が健全に育つ環境が整います。今回は、そんな落ち葉の堆肥づくりについてお伝えします。家庭でできる簡単な方法です。是非挑戦してみてください!

 目次

用意するもの 

堆肥化しやすい落ち葉は?

木枠で堆肥置場を用意しましょう

堆肥の作り方

 さらに熟成させて、堆肥完成

 <今回の作業にオススメの道具>

用意するもの

・落ち葉
・木枠
・ 油粕を混ぜた庭の土


堆肥化しやすい落ち葉は?

早速落ち葉を集めましょう! と言いたいところですが、葉の種類によって堆肥化しやすさに違いがあるので注意しましょう。広葉樹の葉は堆肥化しやすいですが、針葉樹やイチョウの葉は堆肥化しにくいので、はじめてトライされる方は、広葉樹がおススメです。

針葉樹は分解のスピードが遅いので、両方を堆肥化したい場合、広葉樹と針葉樹は分けて行ってください。

集めた落ち葉

木枠で堆肥置場を用意しましょう

庭の大きさや落ち葉の量に合わせて、木枠で簡易の堆肥置き場を作ります。木枠を作る時は、底板を作る必要はありません。

木枠で堆肥置き場を作る

大工用ノコギリのピーメタル細目がおススメです。

堆肥の作り方

① 木枠に落ち葉を入れながら踏み、時々、全体に水を撒きます。
② 落ち葉を約10cm積んだら、油粕を混ぜた庭の土を約3~4cm被せ、全体に水を撒きます。
①②の工程を繰り返し、最後にジョウロで全体的に水を撒きます。

木枠に落ち葉を入れて堆肥を熟成させる。

続いて、堆肥置き場に雨が入らないようにシートで覆い、3ヶ月以上熟成させます。時々シートを取って、乾いているようなら全体に水を掛けましょう。

シートでくるんだ堆肥

さらに熟成させると、堆肥完成

3ヶ月以上堆肥置き場で熟成させた堆肥を大きなプランター等に移して、さらに熟成させます。堆肥置き場の横に同じ木枠を作って、そこに移しても良いです。

この時は層状に積み上げる必要はありません。乾くようなら水やりをします。

堆肥(コンポスト)

シートなどを使って雨が掛からないようにして、2~3週間に1回掻き混ぜます。

堆肥(コンポスト)

落ち葉の原形がなくなったら、堆肥として使ってください。

堆肥(コンポスト)

はいてもはいても片付くことがなかった落ち葉。捨てるしか考えていなかった…

ゴミも出ないし、再利用ができて地球環境にとっても良いし、一石二鳥~!

堆肥置場作りにオススメの道具

今回の作業には、大工用折込鋸ピーメタル細目 PM-21Sがおススメです。細かな目でスムーズに木材をカットできます。

お求めは園芸店、ホームセンター、各インターネットショップなどで もご購入いただけます。

 ▼大工用折込鋸ピーメタル細目 PM-21S


縦挽き上目により、タテ・ヨコ・ナナメ切りをスムーズにし、作業効率を格段に向上。 人間工学に基づくデザインと、軽量で高剛性を持つアルミダイキャスト+滑りにくいエラストマー樹脂製のグリップ。現場に大きく貢献するパフォーマンスを実現したプロ仕様の専用鋸です。

いかがでしたでしょうか? いつもであれば捨ててしまう落ち葉も、工夫次第で素晴らしい堆肥に変身します! 捨ててしまう前に、ぜひ堆肥づくりに挑戦してみてくださいね。

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