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プロフィール

畑 明宏(はたあきひろ)

1967年生。兵庫県西宮市出身。ガーデニング研究家。樹木医。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHKテレビ『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
著書「コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科」など。

【キャベツを育てよう】栄養価と栽培方法について
   

【キャベツを育てよう】栄養価と栽培方法について


公開日:2017年12月27日

こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!

12月最後の記事となりました。

今年最後のテーマは「キャベツ」です。

キャベツは野菜炒めやお好み焼きはもちろん、

生野菜として食べる方法もオススメです。

特に寒い時期のキャベツは甘みが増しておいしくなります。

また、我が家の田んぼでは足踏み脱穀機による人力脱穀作業が終わり、

モチ米も無事に収穫出来ました。

毎年年末に杵と臼でつくお餅は最高の味です。

もちろん鏡餅も自分で作ります。

それでは今回はキャベツの収穫についてご紹介。

今の時期のキャベツは大きく分けて3つの姿がありますので、

一つずつ対処方法をご紹介いたします!

目次

1.そもそもキャベツってどういう食べ物?

1-1:原産地は?
1-2:主な栄養は?

2.タイプ別キャベツの対処方法

2-1.春キャベツ用の株
2-2.苗の定植が少し遅れたもの/成長があまり良くなかったもの
2-3.結球したキャベツ

<今回の作業にオススメの道具をご紹介>

1.そもそもキャベツってどういう食べ物?

1-1:原産地は?

ヨーロッパの地中海、大西洋の沿岸が原産地のキャベツ。

当時は野菜より薬草として用いられ、

古代ギリシャ・古代ローマでは胃腸の調子を整える健康食として

使用されていたと言われています。

1-2:主な栄養は?

キャベツは、ビタミンCおよびビタミンUを多く含む野菜です。

<ビタミンC>

ビタミンCには、からだの抵抗力を高めたり、

肌トラブルを予防するはたらきがあります。

また、鉄分の吸収をよくする効果もあるとされています。

<ビタミンU>

ビタミンUはキャベツから発見されたビタミン様物質で、

キャベジンとも呼ばれます。

こちらの方が、耳馴染みのある言葉かもしれませんね。

効果としては、胃酸の分泌抑制、胃粘膜の新陳代謝の促進など。

そのため、胃潰瘍や胃炎などの回復に効果が認められています。

2.タイプ別キャベツの対処方法

2-1.春キャベツ用の株

10月~11月に定植した苗は、

寒さのため一旦成長するのを休んでいるようですが、

この時期に根をしっかり張って、春に備えています。

1カ月に1回程度、粉状の醗酵油かすを株元に撒き、

その上からバーク堆肥を被せてください。

2-2.苗の定植が少し遅れたもの/成長があまり良くなかったもの

春キャベツ用の株と同じように粉状の醗酵油かすとバーク堆肥を与え、

ビニールトンネルをかけると、寒い冬でも成長します。

乾燥するようなら、日中にビニールを外し、

水やりをしてください。

結球したらビニールを外します。

2-3.結球したキャベツ

収穫する時は茎が固いので、

フローリストナイフなどを使用してください。

ここで、今回のポイントです。

キャベツは寒さに強い植物ですが、霜が降りると葉が痛んでしまいます。

ただ、寒さにあたる方が甘さは増すので、

我が家では秋から付けておいた防虫ネットを外さず、

そのままにしておきます。

防虫ネットなら寒さに程よく当たりますし、

霜よけにもなります。また日光も遮らないので便利です。

防虫ネットには、おなじみのクラフトチョキがオススメですよ。

<今回の作業にオススメの道具をご紹介>

防虫ネットはクラフトチョキでカット!

耐久性があり、1丁で長く使用できるハサミです。

本年度もご愛読ありがとうございました!

来年度も引き続き、野菜や果樹の情報をお伝えしていきます!

寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛の上

皆さま、よいお年をお迎えください。