イチジク
イチジクの果実は、
春に伸びだした新梢の基部の2~3節目くらいの所から、
各葉腋に着きます。
したがって、リンゴやカキなどのように
結果枝と徒長枝といった見分けが必要ないので、
安心して樹形を整えることができます。
写真をご覧ください。
かわいい果実が大きく成り始めています。
これは昨年の秋に着生したものですが、
温かい所で管理したので凍傷を起こさずに越冬して、
この春から再び生長を始めたものです。
きっと7月には収穫できることでしょう。
いわゆる「夏イチジク」と呼ばれるものです。
この他、今春から発芽する枝に着く果実は
夏を過ぎて成熟するので「秋イチジク」と呼ばれます。
スモモの苗木
秋に植え付けた苗木が元気に発芽しています。
この木は鉢植えでこじんまりと仕立てたいので、
上部の芽を摘み取っておきました。
理屈から考えますと、
短く切り詰めて植えれば良いようですが、
そうすると苗木の貯蔵養分が乏しくなって生育が悪くなります。
多くの場合、
伸び出した芽の3本をバランスよく三方に伸ばして主枝としますが、
わが家の場合はベランダで育てたいので、
主枝は2本として平面的な樹形にしてみることにします。
3本にすると立体的な樹形になり、広い場所が必要になるからです。
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参考写真:3本仕立てのモモ苗。
将来的には主枝とする2本を選びますが、
今は平面的に数芽を残して、残る芽は摘み取っておきます。
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残したい芽以外は摘み取ります
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保険として数芽残しました(平面になるような位置で)。
逆枝の処理
新梢の生長は、先端部ほど旺盛なものです。
写真はスモモですが、剪定がうまくできていなかったようで、
元気な新梢が素直に外側へ伸びずに、内側に伸び始めています。
放っておくと樹形の内部が混み合って枯れ込んだり、
病害虫の巣になったりしかねませんので、
早めに摘み取っておきます。
盆栽でよく行われる「芽摘み」です。
こうしてやれば木に大きな傷を作ることなく、
養分のロスも少なくて済みます。
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内側がすっきりしました
病気の果実

スモモが結実したと思っていたのですが、
よくみると写真のように細長いものが伸び出しています。
どうやら「ふくろみ病」にやられたようです。
もちろん、果実は正常に生育できず落果します。
それだけではなく、
そのままにしておくと被害果の表面に白い子嚢胞子ができて、
四方に飛散して次々と被害が広がります。
早めに摘み取り、焼却し、
被害が広がらないようにしましょう。
新しい枝葉が繁る時季は、
これをエサにしようと病害虫も狙ってきますので、ご注意を。
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被害にあった果実を摘み取ります
『新芽の観察』に適した刃物
どんどんと枝が伸びだす季節になりました。
不要な枝や病気の枝は早めに排除することが大切です。
入り組んだ場所での細かい作業にも適した、
刃の長いハサミをご紹介いたします。
アルスヌーボーロングアーム
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アルスヌーボー
青果鋏
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青果鋏
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