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西先生のプロの園芸作業 | アルスコーポレーション株式会社
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プロフィール

西 良祐(にし りょうすけ)

大阪府立園芸高等学校教諭、甲子園短期大学教授、常磐会学園大学教授を経て、(社)フラワーソサイエティー名誉会長を勤める。 その他NHKテレビ「趣味の園芸」講師や財団法人川西市緑化協会理事、社団法人日本家庭園芸普及協会技術顧問など。

刃物の手入れ
   

刃物の手入れ


冬場は、剪定作業も一段落し、道具類も使用頻度が少なくなります。
一定期間使わずに、そのまま放置しておくと刃に着いたヤニや樹液が、錆の進行を早めてしまいますので、しまう前にメンテナンスをしておきましょう。


まず、ハサミにしてもノコギリにしても刃の部分にメッキ処理をしてあるものは、その部分は研がないでください。刃物に使われる鋼は、適度な硬さとネバリを持っていますが、同時に錆び易い性質も持っています。

メッキ(特にハードクロム・メッキ)は、刃物鋼の表面硬度を上げると同時に、地金が空気と接触するのを避けることで錆(=酸化すること)の発生を防いでくれます。

では、付着したヤニや樹液の除去方法ですが、現在では、「ヤニ取りスプレー」などの便利な商品も出回っていますが、熱湯を掛けながら、溶かし落とす方法が最も確実です。ただし、熱湯での洗浄後は水分をドライヤーなどで完全に蒸発させ、機械油などの防錆油を薄くひきます。

ハサミの刃の研ぎ直しをする場合は、「欠け」の修復以外は小刃の部分を軽く研ぎなおす程度にしておきましょう。小刃の角度が変わると、刃と刃が乗り上げ易くなったり、逆に、刃と刃の間に挟みこみ易くなったりする可能性があり、切れ味が極端に変わってしまう場合があります。

ノコギリの場合、最近の商品は目立ては機械で削り出しますので、均一に仕上がっています。
また、刃先は「衝撃焼入れ」を施したものがあり、表面硬度もあるので研ぎ直しはかなり困難になっています。研ぎ直しよりは、使用後のお手入れ(ヤニ落とし)で、商品寿命を延ばした方が経済的です。


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