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西先生のプロの園芸作業 | アルスコーポレーション株式会社
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プロフィール

西 良祐(にし りょうすけ)

大阪府立園芸高等学校教諭、甲子園短期大学教授、常磐会学園大学教授を経て、(社)フラワーソサイエティー名誉会長を勤める。 その他NHKテレビ「趣味の園芸」講師や財団法人川西市緑化協会理事、社団法人日本家庭園芸普及協会技術顧問など。

球根の冬越し

朝夕に吐く息が白くなると、ダリア・カンナなどは冬ごもりに入ります。
この時季は春咲き球根草花の植付け時季でもあり、掘り上げて植付け準備の時季でもあります。

春から夏に開花する植物は、たいていが熱帯・亜熱帯原産の植物ですから、寒さに弱く、掘り上げて温かい所で保管するか、植えたままにしておく場合には、地面にコモのような保温力のあるものを覆ったり、周囲の土を盛り上げて、防寒をしてやります。


植え付けたまま越冬することの魅力は、手間が要らないことと共に、球根を傷めないですみます。
特にダリアのように、乾燥に弱いものは土中においてやった方が安全です。
それに凍傷は低温そのものと共に、風に当たることも見逃せません。その点、土中にあれば地温に保護されているので安全です。

球根の堀り上げは、後作の予定に関係していることにもよりますから、もしも予定がない場合には、掘り上げないで済ませるのが楽ですし、ダリアなどは、関西地方を目安にした場合には、高冷地は別として、そのままでも越冬するものです。

ダリアについて手順をみますと、

まず地上部(茎)をよく切れるハサミなどで地際で切除します。この時、ラベルを確認して、品種名などが鮮明に記されているか否かなどを確認し、上部を一部残して地中に差し込み、作業で損傷したり紛失しないようにしておきましょう。育てていて、その植物の品種名が判らないというのは、どこか気抜けするものですから。

また、覆いですが、地面が凍らないようにすればよく、土を寄せる場合には、3cmも覆うようにすれば充分でしょう。

ピートモスやバークなどは、風に飛ばされないような粗いものを選び、軽く土をかけて押さえるようにしておきます。

なお、水が溜まるのは禁物ですから、溝を作って排水をよくしておきましょう。


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